伝統建築による木造住宅建築ウッドピタ工法ピタコラム工法
ピタコラム工法イメージ

ピタコラム工法

ピタコラム工法は病院や学校、オフィス、集合住宅などに適した「外付け新耐震工法」です。
いつ起るとも知れない大地震から命を守るために、今日まで様々な耐震補強工法が開発、施工されてきました。
しかしそのほとんどは建物内部で作業を行うもので、工事期間中は生活や仕事に支障をきたしてしまうことが大きな問題でした。
そこで誕生したのが、外部作業だけで建築物の耐震性を飛躍的に向上させる「ピタコラム工法」です。建物内部での作業が全く必要無く、日常業務や生活を継続しながら耐震補強が行えるのがピタコラム工法です。
まず既存柱にあと施工のアンカーを一定のピッチで打設。既存柱面から10cmの位置に鋼板(プレート)を打設されたアンカーに取り付けます。さらに、プレートの周囲に楕円形のフープを一定間隔で配します。これらを包みこむように約20cm厚のコンクリートを打設して工事の終了となります。
建物内部に立ち入ることなく耐震補強工事を行う、というのがピタコラム工法の基本概念です。


ピタコラム工法の六つの特徴

@外部作業のみで耐震補強!

  • ピタコラム工法は屋内での作業を一切必要としないため、工事中も通常通り建物を使用できます。仮スペースへの引越しや休業も不要。病院、学校、官公庁など、様々な用途の建物で採用いただいています。

Aメンテナンスが容易!

  • ピタコラムは鉄筋コンクリート造。表面がコンクリートのため、鉄骨の補強材のようなさびの発生もなく、メンテナンスが容易です。さびが発生しやすい海岸沿いの地域にも適しています。

B産業廃棄物を削減!

  • ピタコラム工法は外壁やサッシを解体する必要がなく、仮設建物に外付けするだけなので、産業廃棄物の発生を大幅に抑えられます。もちろん、アスベストの発生も一切ありません。

Cデザインの選択肢が豊富!

  • ピタコラム工法では様々なブレースのパターンを選択でき、柔軟な設計が可能です。また、コンクリート造のため、タイル張りや吹付け仕上げも思いのまま。デザインの自由度が高まります。)

D大幅なコストダウンが可能!

  • ピタコラム工法は外壁やサッシ、コンクリートの撤去や復旧工事はもちろん、内部工事も一切ありません。そのため工事期間を短縮でき、トータルコストの削減を可能にします。

E枠付鉄骨ブレースからの置き換えも容易!

  • 一般的に採用されている屋内取付けの枠付鉄骨ブレースと同等の耐力が見込めるため、設計において比較的容易にピタコラムに置き換えることができます。また内部を縮小することなくスペースを有効的に活用できます。

耐震改修工法の種類と特徴

耐震改修工法の種類と特徴

ピタコラム工法による補強例

ピタコラム工法による補強例

ピタコラム工法の作業工程

@仕上げ材除去・目荒らし

接合面のモルタルやタイルを除去します。音が静かで粉塵の発生が少ないウォータージェット工法もあります。

Aアンカー打設

既存躯体とピタコラム補強枠とをつなぎ合わせる、あと施工アンカーを所定の位置に打設します。

B鋼板・鉄筋フープ先行地組

 

C鋼板取付

鉄筋フープを先行地組みした鋼板プレートをクレーンで吊り込み、あと施工アンカーに取付けます。 

Dボルト本締め・鉄筋工事

鋼板部材同士をボルトで接合し、接合部に鉄筋を配していきます。 

E型枠工事

コンクリートを打設するための型枠を建て込みます。 

Fコンクリート打設

型枠にコンクリートを流し込みます。 

G仕上げ

コンクリートが固まったら、吹付けなど最終仕上げを施していきます。 

H完成